ポメラニアンには、キツネ顔とたぬき顔の二つが?キツネ顔の特徴は?

人間の顔に彫りの深い欧米人や欧州系の顔、アジア系や日本人など、さまざまなタイプの顔があるように、ポメラニアンの顔も、大きく二つのタイプに分類されるのをご存知でしょうか?

 

ポメラニアンの顔は、キツネ顔とたぬき顔の二つに大きく分けられます。

 

ポメラニアン以外でも、目から鼻までの距離で、顔が丸っこい印象の子とシャープな顔の印象の違いが多くの犬種に見受けられます。

 

その顔の印象の違いが、キツネ顔とたぬき顔という表現になっているようです。

 

ここでは、ポメラニアンのキツネ顔の特徴や、キツネ顔のシャープな顔立ちに似合うカットなどについて紹介します。

 

ポメラニアンのキツネ顔の特徴は?

 

ポメラニアンのキツネ顔には、マズルが長く、耳が大きく、そして体の大きさもたぬき顔の子よりも大きめといった特徴がみられます。

 

横顔を見れば一目瞭然で、鼻筋が通ったシャープで凛々しい顔つきが、キツネ顔の美形です。

 

成犬となったポメラニアンでは、キツネ顔とたぬき顔の違いは明らかですが、生まれたばかりの子犬で見分けるのは難しいと思います。

 

子犬の頃に見分けるには、生後ひと月を過ぎ、しばらくしないと判断できません。

 

キツネ顔の特徴が現れる理由は?

 

ポメラニアンの顔にキツネ顔の特徴が現れるのは、スピッツ系の先祖の影響があると推測されます。

 

ポメラニアンは、ロシア北部に古くから存在する先住民族のサモエードたちが飼育していた大型犬のサモエドを家庭用のペットとして飼育するために、小型化の改良繁殖で誕生した犬種です。

 

小型化するために繰り返し行われた繁殖の過程で、現在のポメラニアンの基礎となるジャーマン・ミッテル・スピッツが生まれ、19世紀のイギリスで5キロ前後の体重までの大きさに改良されています。

 

その後、ジャーマン・クライン・スピッツ (別名・ヴィクトリアン・ポメラニアン)が誕生しています。

 

現在のポメラニアンのキツネ顔の特徴には、サモエドを改良する際に登場したスピッツ系の先祖が持つシャープな鼻筋が現れていると推測されます。

 

ポメラニアンの誕生には、熱心な愛好家だったビクトリア女王の功績が大きく、さまざまな被毛の色や個体の個性の違いが生み出され、繰り返された繁殖の結果が個体差のある犬種となったようです。

 

子犬の頃のポメラニアンが、キツネ顔かどうかを判断するには?

 

ポメラニアンに限らず、すべての犬は成長とともに顔つきも変化します。

 

そのため、ポメラニアンがキツネ顔かどうかは、生まれてひと月ほど経過した後に、目から鼻までのマズルと呼ばれる長さを目安に判断します。

 

横顔を見て、マズルの長さが長ければ「キツネ顔」の可能性が高いと推測されます。

 

マズルの長さに加え、生後日数の基準体重が平均値よりも大きいことも「キツネ顔」の可能性が高いといえますが、個体差も大きいため、素人では判断するのが難しいようです。

 

個人的には、子犬の頃にパグやシーズーといった短頭種の犬のような鼻ペチャな個体ほど、キツネ顔ではなく、たぬき顔の成犬となる印象とイメージがあります。

 

どうしてもキツネ顔のポメラニアンを選びたい場合には、その子の親犬の顔で判断すれば、多少は確率が上がるかもしれません。

 

キツネ顔のポメラニアンに似合うカットには?

 

フワフワした被毛に覆われたポメラニアンに、さまざまなカットして愛犬の魅力を引き立てて楽しむ飼い主の方も多いようです。

 

我が家の近所のポメラニアンも、夏になる前にはサマーカットに短くカットされ、他の季節とは違う姿で散歩しています。

 

人も顔立ちによって、ショートヘアーが似合う人とロングヘアーが似合う人、セミロングが似合う人とさまざまです。

 

鼻筋が通った「キツネ顔」のポメラニアンには、シャープな顔立ちに合わせて、短めのカットが似合います。

 

例えば、柴犬のように短くカットする「柴犬カット」や「ライオンカット」がオススメで、いわゆるサマーカットが美形の顔立ちには似合うようです。

 

ただ、短くカットする際には、被毛と皮膚の関係にトラブルを起こさないように、専門職の方と相談しながら行うことをオススメします。

まとめ

 

ポメラニアンは大型犬のサモエドを、繰り返し改良繁殖され誕生した小型犬です。

 

ポメラニアンの顔を大きく分けると「キツネ顔」と「たぬき顔」の二つがあり、改良繁殖の過程で登場したスピッツ系の鼻筋の通った血筋が、現在のポメラニアンの「キツネ顔」に現れていると推測されます。

 

キツネ顔、たぬき顔のいずれの顔の成犬となるかは、生後ひと月ほどを過ぎなければ予測できず、不確定要素も多いため、かなり曖昧な判断しかできません。

 

しかしながら、子犬の頃から一緒に暮らせば、成犬に育った時にはキツネ顔でも、たぬき顔でも、大切な家族の一員として可愛らしい愛犬となっていると思います。

 

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