ポメラニアンの毛色には、どんな色がある?イザベラの特徴は?

ポメラニアンといえば、綿毛のようなフワフワの被毛が特徴的で、どんな毛色の子犬を迎えようか、悩む人も多いかもしれません。

 

近所で飼われているポメラニアンは、原産国のドイツで本来の色といわれるレッドの毛色をしていますが、季節や年齢によって変化しているようにも思えます。

 

ポメラニアンの毛色の違いは、個体ごとに性格の違いや成長過程で変化したりするのでしょうか?

 

ポメラニアンの毛色の種類や、毛色の違いによる個体の違い、イザベラなどのレアカラーの個体について紹介します。

 

ポメラニアンの毛色には、どんな色があるの?

 

ポメラニアンは、大型のジャーマン・スピッツやサモエドをドイツのポメラニア地方で小型犬へと改良された犬種です。

 

ジャパンケンネルクラブによる公認カラーの認定には、先天的な異常をもつ個体が生まれるリスクを軽減し、いい加減な交配による毛色の乱れを防ぐために定められています。

 

公認された毛色には、次のような13色があります。

 

・オレンジ                 ・レッド

・ホワイト                 ・クリーム

・ブラウン                 ・チョコレート

・ブラック                 ・ブルー

・ビーバー(イザベラ)         ・オレンジ・セーブル

・ウルフ・セーブル           ・パーティー・セーブル

・ブラック・タン

 

ポメラニアンの公認カラーと非公認カラーの注意点には?

 

ポメラニアンの公認カラーは、あくまでジャパンケンネルクラブが健康的な個体の繁殖を目的に選定したものです。

 

そのため、非公認カラーの個体を選ぶ際には、先天的な病気の問題や奇形などに配慮する注意が必要です。

 

とはいえ、非公認カラーの個体であっても、その命の価値は公認カラーのものと変わらず、大事なのは飼い主が犬とどんな関係を築けるのかにかかっています。

 

ポメラニアンの毛色の多様さは、「イザベラ」のようなレアカラーを珍重する人間の欲が生み出した副産物ともいえ、「マール」のような副産物も生み出しています。

 

「イザベラ」は動物のビーバーに似た毛色から、その名が付けられています。

 

「マール」という毛色は大理石のようなまだら模様で、この毛色同士の交配は、高い確率で聴覚や視覚の異常や、奇形などの先天的な病気の個体が生まれるといわれています。

 

そのため、「マール」の毛色同士の交配を避ける注意が必要です。

 

ポメラニアンの毛色の違いは、性格にも影響があるの?

 

毛色によって性格が違う犬種もいるといわれますが、ポメラニアンの場合、毛色の違いによる性格の違いは、あまりよくわかっていません。

 

一般的に、ポメラニアンは警戒心が強く、見た目通りの甘えん坊の性格であるといえそうです。

 

オレンジやレッドなどの代表的な毛色でも、イザベラなどのレアカラーのポメラニアンでも、性格の違いは、飼い主との関係性やしつけの影響が大きいといえそうです。

 

ポメラニアンのイザベラに多くみられる問題には?

 

ポメラニアンに限らず、犬の劣勢遺伝は毛色に現れ、ミスカラーと呼ばれています。

 

ミスカラーとなる交配は、倫理上行うべきではないものの、貴重な色や模様の毛色を望む人がいるため、悪徳ブリーダーなどによって問題のある行為も現存します。

 

そんなミスカラーのひとつであるイザベラは、ポメラニアンのレアカラーのひとつで、特有の皮膚疾患の可能性を高くします。

 

ポメラニアンのレアカラーであるブルー・イザベラには、CDAと呼ばれる先天性脱毛症の皮膚疾患があるといわれています。

 

この皮膚疾患は、発症までに個体差があり、すべての個体が必ずしも発症するとも断言できず、成犬になって発症する個体もいます。

 

また、現在効果的な治療法も見つかっていないため、イザベラ同士を交配させるのは避けるべきで、素人が繁殖行為に手を出すべきではありません。

 

ポメラニアンのレアカラーには、先天的な異常を引き起こす可能性があり、飼い主となる場合には、あらかじめ知っておくべきでしょう。

まとめ

 

ポメラニアンの可愛さの特徴ともいえる多種多様な毛色には、祖先にあたるサモエドの血統を引き継ぐ「ホワイト」や「クリーム」、象徴的な「オレンジ」や「レッド」をはじめとした毛色以外にも、レアカラーがあります。

 

さまざまな交配によって生み出されたポメラニアンの毛色は、人間の欲から生み出されたものともいえますが、劣勢遺伝子同士の交配には、障害を持って生まれる犬も多く、レアカラーやミスカラー同士の交配は、倫理上行われるべきではありません。

 

ポメラニアンのレアカラーで人気があるイザベラも、イザベラ同士の交配には、先天的な皮膚疾患の危険性があるなど、飼い主はあらかじめ知っておくことが大切です。

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