犬の飼い方や命の大切さ、飼い主との絆などを描いた映画には?

私が両親に無理を言って最初の犬を飼い始めたのは、小学生だった今から40年ほど前で、その頃みた映画「名犬ラッシー」や「ベンジー」がきっかけだったと思います。

 

ラッシーやベンジーといった俳優犬の仕草の可愛さや、外国人の飼い主との関係性に、子供心に憧れを抱いたことを覚えています。

 

犬を主人公とした映画は数多く制作され、ここ最近でも、犬の飼い方を通じた命の大切さを描いた映画が公開されています。

 

犬を取り扱った映画を、個人的な視点で数点の作品を紹介します。

 

野良犬を主人公とした映画「ベンジー」1976年日本公開作品

 

私が小学生の時に映画館でみた「ベンジー」には、子供心にアメリカという国の生活環境の違いや犬に対する人の感情の違いを感じた初めての作品でした。

 

この「ベンジー」という作品は、町外れの空き家に住み着いた野良犬のベンジーを、ポールとシンディの二人の兄妹が普段から可愛がっていて、その二人が誘拐され、ベンジーがいる空き家に監禁され、その状況をベンジーが人間たちに知らせに走るといったストーリーだったと記憶しています。

 

アメリカの街を駆け抜ける野良犬のベンジーに対して、街の人々の対応が優しかったのが印象的でした。

 

この作品では、ベンジーが、今でいう地域猫のような存在に描かれ、誘拐された兄妹や家政婦の女性、カフェの主人、警官といった人々にも可愛がられ、その頃抱いていた犬と人の関係性の違いも感じられ、犬の飼い方でも国の違いを感じていました。

 

この作品は、2010年にリメイクされ、2018年3月にネットフリックスで配信されています。

 

大型犬との暮らしがコメディタッチで描かれた映画「ベートーベン」

 

映画「ベートーベン」は、アメリカのペット泥棒の元を逃げ出した一匹のセントバーナード犬の子犬が、普通の家にやってきて、その家族と犬との暮らしのドタバタを、コメディタッチで描かれた1992年公開の作品です。

 

この作品の中には、セントバーナードと暮らす日常が、普通のアメリカの家族を通じて描かれ、大型犬の飼い方の大変さと楽しさが凝縮されています。

徐々に大きくなるベートーベンが、家にある衣類や家具を汚し、食事をする父親の皿や足元によだれを垂らしたりと笑えるシーンも数多くあります。

 

ストーリーの中には、アメリカが銃社会であることを感じさせる展開や、ペットに関わる犯罪の存在も連想させるものもありました。

 

犬の生まれ変わりを描いた映画「僕のワンダフル・ワールド」

 

2017年に公開された「僕のワンダフル・ワールド」は、レトリバー系の雑種として生まれた犬が、生後数ヶ月で殺処分されることから物語が始まります。

 

そして、二度目に生まれ変わって、イーサンという飼い主の少年と出会い、大切に育てられ、イーサンに看取られながら息を引き取ります。

 

その後、二度目の飼い主のイーサンにもう一度再会したいという思いで、犬は時代を経て生まれ変わりを繰り返し、5回目に生まれ変わって年老いたイーサンと再会を果たし、イーサンに気付いてもらおうとする犬のしぐさが見どころです。

 

犬の一生が飼い主で左右されることを、犬の生まれ変わりによって表現され、犬の飼い方をどうすべきか、間接的に教えてくれる作品であり、犬と飼い主との関係についても考えさせる作品です。

 

中越地震で起きた事実を元にした「マリと子犬の物語」

 

2007年に公開された映画「マリと子犬の物語」は、2004年に起きた新潟県中越地震で、山古志村で救出出来ずに置き去りになった母犬のマリが、その後の救出で地震当日に生まれた三匹の子犬を立派に育て、自らは痩せ細っていた事実を元に作られた作品です。

 

映画のモデルとなった母犬のマリは、テレビ東京で放送されていた「ポチたまペット旅」の旅犬まさはる君と松本秀樹さんが、救出された後にあった状況が放映されています。

 

この映画では、中越地震という自然災害で、自衛隊が出動して救助しなければならない状況の中、飼い主にとっては家族の一員である愛犬を置き去りにせざるを得ない状況の切なさと不条理、犬の生命力と母犬の強さが描かれています。

 

地震の傷跡が残る家に戻った飼い主が、丸々と太った子犬たちと対照的に痩せ細った姿の母犬のマリには、犬の飼い方というより、親の生き方を見せられたように思えました。

まとめ

 

犬に関する映画には、犬と飼い主との関係に焦点をあてた作品や、犬を主人公とした作品などが、これまでにたくさん制作され、公開されています。

 

映画を通じて、犬の飼い方や飼い主との関係なども考えることにもなり、犬を飼い始める際には、作品の口コミや感想などを参考に試聴してみるのもオススメです。

 

ただ、制作された時代背景が、映画に犬の飼い方、犬に対する考え方が反映されていますので、その点は考慮しながら観た方が良いとも思います。

Alexander SteinによるPixabayからの画像

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