犬の飼い方に必要な家の環境は?犬に快適な部屋づくりのポイントは?

住環境や犬に対する飼い主の意識の変化が、愛犬の外飼いから室内飼いが主流となっている近年の状況を生み出しています。

 

昭和から平成の初めには、我が家で飼っていた犬も外飼いしていましたが、現在では室内飼いをしています。

 

家の外から室内での犬の飼い方には、人間と犬の両方が快適に暮らすための工夫を必要とするものもあり、それなりに面倒なこともあります。

 

家の中で犬を飼うメリットやデメリット、人と犬に快適な部屋づくりのポイントなどを紹介します。

 

家の中で犬を飼うメリットやデメリットは?

 

犬を家の中で飼おうとする飼い主の増加は、以前の飼い主が犬を番犬として扱っていた状況から、犬を「家族の一員」として考えるようになった現れといえそうです。

 

家の中での犬の飼い方には、これまでの外飼いとは違うメリットやデメリットに、次のような点が考えられます。

 

家の中で犬を飼うメリット

 

・同じ空間で生活を共にするため、飼い主と愛犬のコミュニケーションやスキンシップが濃密になる

 

・愛犬との時間が長くなるため、しつけがしやすい

 

・愛犬の体調の変化に気付きやすくなり、体調管理がしやすい

 

・外飼いにある通行人などの悪戯の危険性や、愛犬の屋敷外への脱走の可能性を減らせる

 

・被毛の汚れを抑えられ、シャンプーやトリミングの手間が軽減される

 

家の中で犬を飼うデメリット

 

・家の中に犬の臭いがついたり、抜け毛があちこちに落ちるため、部屋の掃除に手間がかかる

 

・犬の居場所を確保するため、犬用の柵やサークルなどを設置する必要がある

 

・室内のものを犬が甘噛みしたり、犬の排泄物で汚されるなど、物の破損や部屋が汚れる

 

・室内での粗相をさせないためのトイレトレーニングや問題行動を抑えるためのしつけが重要となり、そのための時間と手間がかかる

 

家の中で犬を飼う場合に、飼い主が注意すべきことには?

 

室内での犬の飼い方には、飼い主が、それまで部屋に何気なく置いている日用品でも、愛犬の誤飲や甘噛みによっては、愛犬の命を脅かしたり、事故の可能性もあるという想像力を持つことです。

 

愛犬の誤飲や事故を起こさせないために、家の中で犬の居住スペースとなる場所には、誤飲の可能性があるクリップや輪ゴム、アクセサリーなどの小物類を置かないようにします。

 

また、犬にとって危険なタバコや薬、プラスチック片や金属片などは、犬が届かない場所に置くように注意します。

 

そして、犬には植物の葉を噛む習性があるため、室内には観葉植物などの植物を置くことも避けましょう。

 

特に、犬が食べると中毒症状を起こすチョコレートやキシリトール、玉ねぎ、ぶどう、ナッツ類は、人間が床に落とさないように注意し、愛犬の口に入らないようにします。

 

犬と家族が安心して共存できる部屋作りのポイントは?

 

犬と人間が家の中で安心して過ごすためには、犬が触ったり、噛んだりすると危険な箇所を、飼い主があらかじめ対策を講じた部屋作りも必要です。

 

部屋づくりのポイントには、次のような点が考えられます。

 

・部屋の中で犬が触れたり、噛んで最も危険な電気コードやコンセントには、カバーやコードボックスなどを利用した対策が必要

 

・ストーブなどには、犬が近づき過ぎないように柵を設置するなどの対策をする

 

・キッチンや階段など、犬が入ると危険な場所には、柵を固定して仕切る対策をする

 

・滑りやすいフローリングの床には、愛犬の足が滑らないカーペットやマットを敷く

 

家の中での犬の飼い方にも、屋外とは違う危険が潜んでいるため、飼い主として危険を感じる場所には、犬が近づけない対策を施すようにします。

 

また、人間には快適なフローリング材の床も、犬の肉球には滑りやすく、犬の足腰への負担が大きい場合があり、我が家でも高齢となった愛犬のために、組み合わせが可能なマットを敷き詰めています。

 

室内の愛犬の居場所の配置やトイレは?

 

外飼いする場合に犬小屋を設置するように、室内での犬の飼い方でも、愛犬の居場所となるサークルやハウスなどを、飼い主の目が届く場所に配置します。

 

家具や扉などで死角になる場所を避け、転倒や落下の危険があるものは、犬の居場所の周囲から取り除いておきましょう。

 

そして、犬にとって快適な室温や湿度にし、空調設備からの風が犬のスペースや居場所に直接当たらないようにしておくのも、室内での犬の飼い方で重要です。

 

また、犬用のトイレは、犬の寝床となるベッドやクレートから離れた場所に配置し、家族が家の中で通る導線を外した場所に置くようにします。

まとめ

 

家の中で犬と一緒に生活するのは、飼い主と愛犬の密接なコミュニケーションが図られ、しつけなども行いやすくなります。

 

その反面、飼い主の無節操な甘やかしは、愛犬の問題行動を引き起こすため、飼い主の節度を保った関わり方としつけが必要です。

 

また、家の中での犬の飼い方に潜む危険を想像して、飼い主ができるだけ、その危険性を排除する対策を事前に講じるようにします。

 

室内飼いのための部屋の準備や対策、飼い主の目配りなど、飼い主の負担もありますが、愛犬との暮らしには、外飼いにはない大きな癒しと楽しさがあります。

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Mylene2401によるPixabayからの画像

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